2021年07月24日

歯科の豆知識

こんばんは!

今日も無事診療終わりました。

それにしても暑いですね。
難しい治療の時には緊張感も高まりじわっと汗かいてしまうのですが、後で冷えて風邪引きそうになります(代謝がいいということで)

室温下げたいところですが、換気のため頻回に窓を開けているのですごい熱波ポイントがあります。サウナかよって思います。当院をご利用の方は、「あ、ここが先生の言ってた熱波ポイントだな」と楽しんでいただけると幸いです←

さて、そんなこんなで本日は土曜日でメンテナンスデーでしたが、3ヶ月に1回のフッ素を塗布してお帰りになられた方も多くいらっしゃいました。

本日もうさっぱ先生のイラストと共に、フッ素の効果についてご説明させていただきます。

https://twitter.com/usappa_?s=21

歯科の豆知識

昨日は初期虫歯は自分で治せるのかどうかについてお話しました。ごく初期の虫歯、いわゆる口の中の酸によって歯の質が脆くなった状況であれば、そこから唾液に含まれるミネラルを取り込んで再石灰化することができるとお話しました。

その再石灰化時に歯の質がフッ素を取り込むことによって「フルオロアパタイト」という虫歯になりにくい結晶を作り出すことができます。ここにフッ素の効果があります。

家庭用の歯磨き粉に含まれているフッ素、水道水に含まれているフッ素、歯医者で塗布するフッ素。それぞれ濃度は異なりますが、現代では完全に生活の一部となっています。実際に虫歯になるお子さんはとても少なくなったと言われています。

フッ素は子供だけに効果があるものではありません。成人も高齢者も同様に効果はあります。例えば虫歯で治療した詰め物の隙間にできる二次的な虫歯の予防。高齢者においては歯ぐきがやせて根っこがむき出しになった時、その根っこの表面の虫歯の予防にも用いられます。

従って当院では、フッ素を希望する方にはしっかりクリーニングした後に、4〜5分間高濃度のフッ素を浸透させ、その後うがいをしてお帰りいただいています。(保険診療範囲内です)

でもうさっぱ先生の絵にもあるように、進行した虫歯には日常のフッ素は届きづらいのでさらに進行してしまいます。こういう虫歯については歯科医院で適切な処置を受けてください!

まとめ

日頃のご自身でのケアと、定期的なメンテナンス時の適切なフッ素の取り込み。これは虫歯予防の大きなポイントとなりますのでぜひ実践されてくださいね。

ご質問、コメント等お待ちしております!

みき歯科三越通りクリニック
香川県高松市丸の内10-16
TEL:087-802-3810
E-mail:miki.mitsukoshi.dental.clinic@gmail.com
HP:https://www.miki-dmc.com

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Posted by Mickey D.D.S at 19:36│Comments(0)高松歯科
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